星雲
【せいうん】
星空を見上げていると,ぼんやりと雲のように見える天体があります。これを「星雲」と呼んでいます。
このようにぼんやり見えるものには,ほかに,銀河や星団があります。銀河や星団が恒星(こうせい)の集まりであるのに対して,星雲は密度が高い星間ガスやちり(ダスト)からできています。
星雲は大きく分けると,ほかの星の光を反射して輝(かがや)いて見えたり,ガスが光を出したりして輝く「散光星雲(さんこうせいうん))」と,ちりが星の光をさえぎってしまうために黒く見える「暗黒星雲(あんこくせいうん)」があります。
| 東京書籍 「宇宙の科学アストロジア」 JLogosID : 7505037 |