姥倉山
【うばくらやま】
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岩手郡松尾村・雫石(しずくいし)町にまたがる山。標高1,517m。「くら」は崖を表わす地形語という。岩手山の西に黒倉山・姥倉山・犬倉山と並ぶ。頂上はいずれも片側が火口壁の大断崖があるので倉の名がつく。裏岩手火山群に含まれ,山頂付近はかすかな硫黄気があり,草地もない裸地状となり,露出・崖が多く,山姥・姥神の伝説もある。東岩手縦走コースの分岐点で,松川温泉・網張温泉・八幡平への道がある。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7600655 |