BCAA
【びーしーえーえー】
(英)branched chain amino acid (略/別称)BCAA
分岐鎖アミノ酸のこと。筋肉組織のたんぱく質であるアクチンとミオシンを構成するアミノ酸。ロイシン、イソロイシン、バリンの3種の必須アミノ酸を指し、アミノ酸サプリメントの主要成分だ。BCAAは運動後に活発になる筋肉たんぱく質の分解を抑え、合成を促進する働きを持つ。また、運動をしなくても筋肉の減りが抑えられたり、体脂肪を減少させることがわかってきた。摂取後約30分で血中濃度がピークになることを確認した研究がある。糖質や脂質のように筋肉中でエネルギー源としても使われるため、運動前や運動中にとると持久力を高めることができる。また、筋肉トレーニングの直後にとると、筋肉を早くつけるのに役立つ。バリン:ロイシン:イソロイシンの比率は1:2:1のバランスでとるのが理想的とされる。1回(日)の摂取量の目安は2~5g。
【参照語】
アミノ酸,ロイシン,イソロイシン,バリン
(c)日経BP社 2011
| 日経BP社 「サプリメント事典第4版」 JLogosID : 8526718 |