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HDTV
【エッチディーティーブイ】


high definition television

 アナログテレビ放送のNTSC方式などに比べ、画面の走査線の数を大幅に増やし、画質を向上させたテレビ。高精細テレビ、高品位テレビともいう。
 NTSC方式の走査線数は525本だが、HDTVでは1000本を超えるものが主流。画面のアスペクト比(横と縦の比率)もNTSC方式の4:3に対して、HDTVでは映画館で上映される映画のシネマサイズとほぼ同じ16:9となる。臨場感が大幅に高まる上、きめ細かい画像が再現できる。
 日本放送協会(NHK)が開発したハイビジョンHDTVの一つで走査線は1125本(有効走査線は1035本)。1994年1月からNHKと民間放送事業者数社がBSでの放送を開始。データの圧縮はデジタル方式、伝送はアナログ方式を採用した。2000年12月に始まったBSデジタル放送や2003年12月にスタートした地上デジタル放送では、NHKと民間放送事業者が、圧縮および伝送にデジタル方式を採用したデジタルハイビジョン放送を実施。ほかにも米NBCと米SRIインターナショナルが開発したACTV(Advanced Compatible Television)などの方式がある。

【参照語】
HD画質
NTSC
走査線




日経BP社
「パソコン用語辞典」
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