ADSLモデム
【エーディーエスエルモデム】
ADSL modem
ADSLを使うためのモデム。銅線の電話回線の両端、つまり電話局と利用者宅に設置する。基本的な動作は一般のモデムと同じで、デジタル信号を、電話回線で送受信可能なアナログ信号に変調したり、復調したりする。LAN端子を備えており、電話回線経由で仮想的につないだネットワークとLAN端子との間を接続するブリッジとして機能する。
一般のモデムが音声用の周波数帯域(300~3.4kHz)を使ってデータを送受信するのに対し、ADSLモデムはより高い4kHz以上の周波数帯域を使う。ADSL規格に応じたモデムが必要になる。1本の電話線で音声通話とADSLによるデータ通信を共用する場合は、周波数を分離するスプリッターをADSLモデムと電話線の間に設置する。
【参照語】
スプリッター
ADSL
モデム
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8531323 |