WBC
【WBC/だぶりゅびーしー】

World Baseball Classic
2006年、メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会の共催によって始まった国代表による世界選手権。王貞治監督が率いる日本が初代チャンピオンに輝いた。第1回大会は16の国と地域を4グループに分けて予選リーグの2ラウンドを戦い、勝ち残った上位4カ国が準決勝、決勝トーナメント戦をアメリカ西海岸で戦った。日本は予選ラウンドで韓国、米国に敗れたが、準決勝で韓国を、決勝でキューバを倒して優勝した。MVPは松坂大輔(西武)。この大会の最大の目玉はメジャーリーガーの参加。ロジャー・クレメンス(アストロズ)、アレックス・ロドリゲス(ヤンキース)、デレク・ジーター(ヤンキース)、ケン・グリフィー・ジュニア(レッズ)らと共にイチロー(マリナーズ)も日本代表に参加したが、松井秀喜(ヤンキース)、井口資仁(ホワイトソックス)、城島健司(マリナーズ)は代表を辞退した。次回は09年の開催予定。

![]() | 朝日新聞社 「知恵蔵2009」 JLogosID : 14826754 |