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上海協力機構への参加


 
中国やロシア中央アジア諸国が地域協力にアフガニスタン取り込みを狙った措置。上海協力機構(SCO)は、ソ連崩壊後の中央アジアなどの国境情勢を改善し、相互協力を強める狙いで1996年4月に上海で設立された。江沢民・中国国家主席呼びかけロシアカザフスタンキルギスタジキスタンの首脳を集め、当初は「上海ファイブ」と呼ばれた。01年にウズベキスタンの加盟で「機構」となり、中央アジア安全保障や経済の地域統合などを協議することを目的にしている。06年6月の首脳会議では、ゲストとしてアフガニスタンのカルザイ大統領が招かれた。アフガニスタンは過去、アルカイダなどイスラム過激派のテロ組織の潜伏場所になり、周辺諸国の治安情勢にも影響を与えていたが、テロ対策などの連携を狙ったものとみられる。同年の首脳会議ではパキスタンのムシャラ大統領イランのアフマディネジャド大統領オブザーバー参加した。産油国も多いだけにエネルギー協力も含めた多彩な地域協力に同機構の求心力は強まりつつあるが、米国を牽制する要素もある。




朝日新聞社
「知恵蔵2009」
JLogosID : 14846445