VOC

volatile organic compounds
常温・常圧で空気中に揮発(蒸発)しやすい有機化合物で、石油由来のベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素類や、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロエタンなどの有機塩素系化合物がある。揮発すると大気汚染物質となり、水に溶けると土壌や地下水汚染の原因物質となる。いずれも発がん性があり、排出基準や環境基準が定められている。VOCの工場などからの排出を規制するため、大気汚染防止法が2004年に改正された。改正法では、VOC排出量の多い塗装施設、乾燥施設などの6業種、数千工場を指定し、排出基準を設定し、遵守を義務付けた。PRTR法に基づく集計では、塗料の溶剤に使われるトルエンやキシレンが最も環境への排出量が多い。

![]() | 朝日新聞社 「知恵蔵2009」 JLogosID : 14847034 |




