四字熟語(日本実業) 四字熟語 格言ことわざ故事来歴 25 刻舟求剣【こくしゅうきゅうけん】 「舟に刻みて剣を求む」。時勢の推移、時代の変化を知らず、旧習を固守する愚行のたとえ。楚人が揚子江で剣を落とした。あわててその場所の目印として舟べりに傷をつけ、舟を止めてから目印の所へ飛び込んで捜したが、剣は見つからなかったという故事。『呂氏春秋』察今。剣を落として舟に刻む。落剣刻舟。株を守りて兎を待つ。守株待兎。旧套墨守。 日本実業出版社「四字熟語(日本実業)」JLogosID : 4373878