弁才天・弁財天
【べんざい-てん】

[名]
((仏教語。「べざいてん」ともいう))知恵・音楽・弁舌などをつかさどる女神。日本では、後に吉祥天(きちじょうてん)と混同され、七福神の一つとして福徳を与える神となる。宝冠・青衣を着け、琵琶(びわ)を弾く姿をしている。インドの川の神が仏教に取り入れられた。「弁天(べんてん)」「妙音天(めうおんてん)」
<参考>七福神の場合は多く「弁財天」と書く。

![]() | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5072219 |