仄めく
【ほの-め・く】

[自][カ四]か/き/く/く/け/け
((「めく」は接尾語))[1]かすかに…する。かすかに見える。かすかに聞こえる。
[例]「折々ほのめく箏(さう)の琴の音(ね)こそ」〈源氏・橋姫〉
[訳]「時々かすかに聞こえる箏の琴の音は」
[2]ちょっと…する。ちょっと言う。ちょっと立ち寄る。
[例]「このごろはしげうほのめき給ふなりけり」〈源氏・少女〉
[訳]「(夕霧は会えるのを期待して)近ごろはしきりに(雲居(くもい)の雁(かり)がいる邸宅に)ちょっと立ち寄りなさるのだった」

![]() | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5073093 |




