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滅ぶ・亡ぶ
【ほろ・ぶ】


[自][バ上二]び/び/ぶ/ぶる/ぶれ/びよ


[1]なくなる。消え去る。また、死ぬ。
[例]「たびたび炎上にほろびたる家、またいくそばくぞ」〈方丈〉
[訳]「何回もの火災でなくなった家は、またどれほどなのか」
[2](家系などが)絶える。滅亡する。
[例]「たけき者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵(ちり)に同じ」〈平家・一・祇園精舎〉
[訳]「勢いが盛んな者も最後には滅亡してしまう、まったく風の前のちりと同じだ」
[3]落ちぶれる。すたれる。
[例]「『何かは。いと異様(ことやう)にほろびて侍るなれば』など言ふも、いとしたり顔なり」〈枕草子・したり顔なるもの〉
[訳]「(いちばんよい国の国司に任官した人が)『なんのなんの。本当にひどく落ちぶれておりますので』などと言うのも、たいそう得意そうな顔である」




東京書籍
「全訳古語辞典」
JLogosID : 5073143