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闕腋の袍
【けってき-の-はう】


[名]

けってき-の-はう【闕腋の袍】(―ホウ)武官や年少者が、束帯の上に着用した袍。動きやすいように、袖(そで)下からわきまでを縫いつけずにあけてある。平安時代中期以降は、行幸・節会(せちえ)などのときに四位(しい)以下の武官だけが着た。「闕腋(けってき)」「脇明(わきあ)け」
[対]縫腋(ほうえき)の袍(はう)




東京書籍
「全訳古語辞典」
JLogosID : 5076439