並べてならず
【なべて-なら・ず】

((副詞「なべて」+断定の助動詞「なり」の未然形+打消の助動詞「ず」))並一通りでない。格別だ。
[例]「心ばせありさま、なべてならずもありけるかな、とゆかしう」〈源氏・明石〉
[訳]「(光源氏は明石(あかし)の君の)気だてや容姿が、並一通りでないことであったなあ、と心ひかれて」

![]() | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5081168 |
100辞書・辞典一括検索
((副詞「なべて」+断定の助動詞「なり」の未然形+打消の助動詞「ず」))並一通りでない。格別だ。
[例]「心ばせありさま、なべてならずもありけるかな、とゆかしう」〈源氏・明石〉
[訳]「(光源氏は明石(あかし)の君の)気だてや容姿が、並一通りでないことであったなあ、と心ひかれて」
![]() | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5081168 |