訪る
【おと-づ・る】

[自][ラ下二]れ/れ/る/るる/るれ/れよ
おと-づ・る【訪る】(―ズル)
[1]声を立てる。音を立てる。
[例]「◎夕されば門田(かどた)の稲葉おとづれてあしのまろ屋に秋風ぞ吹く」〈金葉・秋・一七三〉
[訳]⇒ゆふさればかどたのいなば…〔〔和歌〕〕
[2](人のもとを)訪れる。訪問する。
[類]訪(とぶら)ふ
[例]「山里人にも久しくおとづれ給はざりけるを」〈源氏・若紫〉
[訳]「山中の村里の人(のもと)にも、長い間訪れなさっていなかったのを(お思い出しになって)」
[3]手紙でようすを尋ねる。便りをする。
[例]「月に一度なんどは必ずおとづるるものをと」〈平家・一〇・三日平氏〉
[訳]「月に一回ほどはきっと便りをするものだけれどもと」

![]() | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5082347 |




