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然るべし
【しかる・べし】


((動詞「しかり」の連体形+推量の助動詞「べし」。))[1]適当だ。当然だ。ふさわしい。
[例]「『この名しかるべからず』とて、かの木を切られにけり」〈徒然・四五〉
[訳]「(榎(えのき)の僧正は)『この名前は(自分に)ふさわしくない』と言って、その木(=榎)を切ってしまわれた」


[2]りっぱだ。申し分ない。すぐれている。
[例]「これもしかるべき善知識とこそ覚えさぶらへ」〈平家・灌頂・六道之沙汰〉
[訳]「これも(私(=建礼門院(けんれいもんいん))を仏道に導くための)りっぱな機縁と思われます」
[3]そうなる運命である。そうなるはずだ。
[例]「何事もしかるべきことと申しながら」〈平家・八・山門御幸〉
[訳]「何事もそうなる運命であることだと申すけれども」




東京書籍
「全訳古語辞典」
JLogosID : 5084762