移り行く・映り行く>移り行く>映り行く
【うつり-ゆ・く】

[自][カ四]か/き/く/く/け/け
<Ⅰ>(人や物が)だんだんと移動していく。
[例]「風に堪へず吹き切られたる焔(ほのほ)、飛ぶがごとくして一二町を越えつつうつりゆく」〈方丈〉
[訳]「風にこらえきれず吹きちぎられた炎が、飛ぶようにして一、二町を越えながらだんだんと移動していく」
<Ⅱ>(心に次々と)映っていく。(思いが)浮かんでは消えていく。
[例]「心にうつりゆくよしなし事を」〈徒然・序〉
[訳]「心に浮かんでは消えていくたわいもないことを」

![]() | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5089655 |




