え-なら・ず
【え-なら・ず】

((副詞「え」+動詞「なる(成る)」の未然形+打消の助動詞「ず」))並々でない。並大抵でない。なんとも言えないほどすばらしい。
[例]「唐(から)の、大和(やまと)の、めづらしく、えならぬ調度どもならべおき」〈徒然・一〇〉
[訳]「中国の(ものや)、日本の、珍しく、なんとも言えないほどすばらしい身のまわりの道具の数々を並べて置き」
<参考>一説に、「えならず」の「なら」を断定の助動詞「なり」の未然形とするものもある。

![]() | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5093032 |




