おし-ひし・ぐ
【おし-ひし・ぐ】

[他][ガ四]が/ぎ/ぐ/ぐ/げ/げ
[1]押しつぶす。
[例]「蓬(よもぎ)の車におしひしがれたりけるが」〈枕草子・五月ばかりなどに〉
[訳]「(草の)蓬が車に押しつぶされたのが」
[2]押さえつける。押し殺す。
[例]「おほかた心づきなしとおぼゆれば、さるをりもおしひしぎつつあるものを」〈枕草子・宮にはじめてまゐりたるころ〉
[訳]「だいたい(くしゃみをするのは)不愉快なことだと思っているので、そのような(=くしゃみの出そうな)時も押さえつけているのに」

![]() | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5103935 |




