つつまし-げ
【つつまし-げ】

<形動>[ナリ]なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ
((「げ」は接尾語))[1]気がひけるようすだ。遠慮がちだ。慎み深い。
[例]「御文取りつぎ、立ちゐ、行きちがふさまなどのつつましげならず、もの言ひ、ゑ笑ふ」〈枕草子・宮にはじめてまゐりたるころ〉
[訳]「お手紙を取りついだり、立ったり座ったりして、すれ違うようすなどが、遠慮がちではなく、しゃべりったり、笑ったりしている」
[2]きまり悪そうだ。恥ずかしそうだ。
[例]「いとつつましげにおぼしたれど」〈源氏・末摘花〉
[訳]「(末摘花(すえつむはな)は)たいそう恥ずかしそうに思いなさったけれども」

![]() | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5110652 |




