ポーカーのフォーカードと麻雀の四暗刻、出る確率が高いのは？

①フォーカード
②四暗刻（スーアンコウ）
③ほぼ同じ





正解は①です。
フォーカードとは、同じ数のカードが四枚そろった組み合わせで、出現確率はおよそ四〇〇〇分の一です。
麻雀（マージヤン）の四暗刻は、同じ牌（パイ）を三枚ずつ四組つくる手で、出現確率は約六〇〇〇分の一ですから、フォーカードの方がはるかにつくりやすい手といえます。
ポーカーで最も出る確率の高い手は、もちろんワンペアで二・五分の一。ツーペアになると一桁下がって二一分の一になります。
逆に、最もむずかしいのは同じ絵柄のエース、10、ジャック、クイーン、キングをそろえるロイヤルストレートフラッシュで、約六五万分の一です。
四暗刻は役満といわれる役の中で最も出現確立の高い手です。四暗刻の次に簡単なのが一、九、そして字牌だけで作る国士無双で、約九八〇〇分の一。麻雀をやらない人でも名前だけはご存知の大三元（白（ハク）、撥（ハツ）、中（チユン）という三種類の字牌を三枚ずつ集める）は、約八〇万分の一。
最もむずかしいとされている清老頭（チンロウトウ）は二億八〇〇〇万分の一という、ほとんどゼロに近い確率です。

角川学芸出版 「花マル雑学塾」 JLogosID : 5145089