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神輿(みこし)を担ぐときになぜ「ソイヤ」と言う?


子どもの頃を思い出してみると、御輿を担ぐときには必ず「ワッショイ、ワッショイ」と言っていたと思うのですが、最近のテレビやラジオでは「ソイヤ、ソイヤ」と言っているのをよく耳にします。どちらのかけ声が正しいのでしょうか?
実は「ワッショイ」と言って御輿を担ぐのは深川祭りの伝統です。神田明神や浅草三社祭でも昔はこの「ワッショイ」のかけ声でしたが、ワッショイではタイミングがとりにくい、「神輿に皆添いな」という意味の「ソイナ」のほうが御輿を担ぐには似合っているなどの理由で、しだいに「セイヤ」や「ソイヤ」に変わっていったようです。
しかし、深川祭りはかたくなに「ワッショイ」を守っていて「セイヤ」「ソイヤ」と言おうものなら、その場で若い衆に袋だたきに遭うとか遭わないとか……。
一説によると、「ワッショイ」というかけ声は、韓国で御輿を担ぐときのかけ声「ワッセイ」からきているといわれています。
また、朝鮮語の研究者である李寧熙氏によれば「ワッショイ」は「何かすごい物が通って行ったぞ。行ってみよう!」という意味だといいます。いずれにせよ「ワッショイ」の語源が朝鮮語にあることは間違いないようです。
なお、このほかにも「オリャッ」「オイサッ」「オイラ」「ソーレ」など全国各地にはさまざまなかけ声があるようです。




角川学芸出版
「無敵の雑学」
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