誰が納豆をつくったの?

納豆は僧が寺院の納所(なつしよ)でつくったことから、納豆と呼ばれることになったといわれます。納所とは寺院の出納事務を行うところ。つまり、僧侶の食料やお布施を入れておく場所で、奈良時代に中国から伝わり、当時は和名をクキと呼んだそうです。
当時の納豆は、塩辛納豆に近いもので、やがて大徳寺納豆や浜名納豆へと変化していったと考えられています。また、塩辛納豆は、寺納豆、唐(から)納豆ともいわれ、禅宗寺院の精進料理のおかずでした。
なお、おなじみの糸引き納豆は日本独特の製法といわれ、その起源には諸説あります。源義家が藁(わら)の上に捨てられた煮大豆が発酵していたのを発見したという説や、エサ用の煮豆を馬に乗せていたら馬の体温で発酵したという説や、聖徳太子が考案したという説まであります。

![]() | 角川学芸出版 「話を盛りあげる究極の雑学」 JLogosID : 5180398 |




