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金を攫む者は人を見ず
【きんをつかむものはひとをみず】



【故事】故事

【解説】
ただ一つのことに夢中になると、他のことがまったく目に入らなくなるたとえ。
昔、中国で金を売る店から金をつかみ取って逃げた男が、役人に捕らえられ、尋問されると「金を取る時には人が見えず、金しか見えなかった」と答えたという故事による。
【出典】列子。
【類義語】鹿を逐う者は山を見ず




あすとろ出版
「故事ことわざの辞典」
JLogosID : 5550884