塞翁が馬
【さいおうがうま】
【故事】故事
【解説】人生では何が幸せになるか、何が不幸せになるかわからないというたとえ。
▼中国北辺の塞の近くに住む塞翁という老人の馬が逃げたが、やがて駿馬を連れて帰ってきた。塞翁の息子がこの馬から落ちて足を折ってしまったが、そのために兵役を免れて命を長らえたという故事による。
【出典】淮南子。
【同義語】人間万事塞翁が馬。
【類義語】禍福は糾える縄の如し。沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり。楽は苦の種苦は楽の種。
| あすとろ出版 「故事ことわざの辞典」 JLogosID : 5551132 |