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沐猴にして冠す
【もっこうにしてかんす】



【故事】故事

【解説】
沐猴、つまり猿が冠をかぶっているようなもので、野卑な人間は高い地位について立派に着飾っても本質的に変わりがないというあざけりのことば。
劉邦と天下を争った楚の項羽が「富貴の身になって故郷に帰らないのは錦を着て夜歩くようなものだ」と言ったのに対して、ある人が評したことば。
【出典】史記。
【類義語】猿に烏帽子




あすとろ出版
「故事ことわざの辞典」
JLogosID : 5552730