故事ことわざの辞典 ことば ことばを慎む 30 物言えば唇寒し秋の風【ものいえばくちびるさむしあきのかぜ】 【解説】人の短所や自分の長所をあれこれ言うと、後悔して唇に秋風の冷たさを感じるという意味。転じて、余計なことを言えばわざわいを受けたり、対人関係がまずくなったりしがちだから口は慎めというたとえ。▼江戸時代の俳人、松尾芭蕉の句。【類義語】口は禍の門。 あすとろ出版「故事ことわざの辞典」JLogosID : 5552739