泥中之蓮
【でいちゅうのはちす】

【意味】仏教語。泥の中に生える蓮の花。汚れた環境にあっても、染まらずに正しく生きているもののたとえ。
【用例】●朱に交われば赤くなるのが通例だが、泥中の蓮のように、境遇に負けずに大成した人も多い。戦乱で荒廃した町の中で、まるで泥中の蓮のように清らかなその少女の姿が世界中に伝えられ人々に感動を与えた。
【出典】『維摩経』中

![]() | あすとろ出版 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 5560826 |