超流動固体状態
【ちょうりゅうどうこたいじょうたい】

supersolid state
結晶状態は物質の実空間での秩序であるのに対し、超流動状態は運動量空間での秩序である。したがって1つの物質中で両者が共存することはないように思われる。しかし原子が結晶格子点の間を頻繁に飛び移りできる場合は、結晶でありながら超流動性を示す可能性が理論的に指摘されている。この共存状態を超流動固体状態、あるいは超固体状態とよぶ。超流動固体状態は、原子質量が軽く零点振動効果の大きい結晶で起こりやすいとされ、固体ヘリウム4がその最有力候補である。
(索引:p.35「固体ヘリウム4の“超流動”」)

![]() | 丸善 「パリティ」 JLogosID : 5600037 |




