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シンジケート団
【シンジケートだん】


大型資金調達に関して、新規発行される有価証券引き受けるために銀行証券会社などの機関投資家結成される関係業者の団体のこと。通称で「引受シ団」、「シ団」ともいわれる。
以前は、新規発行される国債引き受けるための組織のこともさしたが(国債引受シンジケート団)、2004年10月に始まった国債市場特別参加者制度移行することから2006年廃止されている。
新規発行される有価証券の募集・売出しを強力化し、消化するために組織される。金融機関メリットとしては、協調融資によって1行あたりの融資額が少なくなりリスクを減らすことができる。シンジケート団結成し、同一の条件契約に基づいて複数の金融機関から資金調達をすることを「シンジケートローン」という。
シンジケート団結成されるには、まず資金調達が必要な依頼主(企業)がアレンジャーとなる金融機関選定する。アレンジャーは貸し出し条件を検討し、案件成能力を駆使して機関投資家選定取りまとめてシンジケート団結成。依頼主とシンジケート団仲介役となる。
ジャンル資金調達
関連語資金調達;有価証券;銀行;証券会社;機関投資家;国債;組織;2004年;2006年;金融機関;リスク;シンジケートローン




ゴーガ
「金融用語m-Words」
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