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金沢
【かなざわ】


(近代)昭和22年~現在の当別町の行政字名。もとは当別村の一部で,当別村当時の行政字を継承したものだが,正式な設置年代未詳。かつては篠津原野とも呼ばれた地域。地名は,当地に入植した松村鉄之助の故郷金沢に由来する。明治19年松村市三郎が最初に入植。同21年当別市街と樺戸(かばと)集治監を結ぶ樺戸道路ができ,同26年篠津原野植民地区画を測設し,入植者が増加。同33年伊達農場を設定。同35年の戸数68。同年集落名を金沢とする。平地は泥炭地のため定住農家は少なかった。泥炭は住民の冬の燃料に利用されていたが,昭和13年頃から日本石油が工業化に取り組み,戦時中には日石金沢草炭工場を設置。戦後,高橋草炭化学工場がこれを継承し,草炭肥料やピートモスなどの生産を行っている。昭和10年国鉄札沼線が開通し,石狩金沢駅を設置。同26年篠津原野の開発が始まり,水田化が進む。同49年東日本学園の薬学部が開校。同53年歯学部および付属病院を設置。同57年札沼線大学前駅が開業。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7001953