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磯松
【いそまつ】


旧国名:陸奥

誘松とも書く。津軽半島の北西部,十三湖の北方で,西は日本海に面する。磯松川が南西流して日本海に注ぐ。集落が海岸沿いにあるため,現在の小字名中に磯野(いその)がある。古館遺跡(字古館)は磯松集落東方の丘陵に位置する。館は主郭を含め3郭で構成されていたと思われ,付近から五輪塔が2基発見された。地元では「ふんだて」と呼び,安東氏の城跡との伝えもあるが,未発掘のため館主・沿革など不明。そのほか時代のはっきりしない遺跡が2,3か所確認される。相内集落の北約2.5km,唐川城跡の南に聖観音像を本尊とする春日内観音堂がある。ここは津軽三十三観音の第17番札所である。この付近が「十三往来」に見える中世の竜興寺跡と伝えられる。
誘松(中世)】 戦国期に見える地名。
磯松村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
磯松(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7009957