小島
【こじま】

山田湾のほぼ中央に大島と並ぶように位置する無人島。周囲約200m。島全体が花崗岩からなり，アカマツを主体とした自然林に覆われ，海辺の白砂とともに青い海に映え色彩美を展開する。島の前方100mほど沖合いには干潮時100mを超す砂州ができる。寛永20年オランダ船が山田湾に漂着した際，当島に宮古から遊女を連れ，乗組員を誘ったと伝えられることから，女郎島とも呼ぶ。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7014570