山王町
【さんのうちょう】

(近代)昭和46年~現在の盛岡市の町名。もとは盛岡市新庄(字山王・新庄)・八幡・尾崎前の各一部。地名の由来は,地内に山王社があり,そこが山王山といわれていたことによる。山王社は創建年代不明,貞享4年南部行信が再建したもの。山王山に大正12年県営測候所が建設され,昭和11年国に移管して中央気象台盛岡支所,同32年から盛岡地方気象台となった。日蓮宗東中山遠光寺は大正12年開山の新しい寺である。昭和55年の世帯数450・人口1,203(男568・女635)。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7014764 |