夏屋
【なつや】

旧国名:陸奥

閉伊(へい)川の支流夏屋川流域に位置し，小峡谷部に沿って家屋が点在しており，平坦地は極めて乏しい。地名の由来は，古くは常住者がなく，夏期間のみ遠野地方の開拓者が仮小屋を建てて耕作に従事し，収穫後帰郷することを常としたことによるという（川井村郷土誌）。
【夏屋村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【夏屋(近代)】　明治22年～現在の川井村の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7015595