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茂市
【もいち】


旧国名:陸奥

北上山地北東部を東流する閉伊(へい)川と北から流下する刈屋川の合流点に位置する。地名の由来は,戦国期に茂市氏が築いた茂市館(別称鍋倉館)にちなむとされているが不詳。茂市氏・茂市館は地名茂市によったものであろう。閉伊川西側の山裾に縄文前・中期の土器片・石鏃・石匙・石斧の出土する茂市雲南遺跡,国道106号の新旧道路にはさまれた公営墓地付近に縄文・弥生時代の土器の破片が出土する茂市新墓遺跡がある。中世前期は閉伊氏が支配したが,中世末期は諸家が分立した。
茂市(中世)】 戦国武士茂市氏の本拠地。
茂市村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
茂市村(近代)】 明治22年~昭和30年の自治体名。
茂市(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7016280