飯野
【いいの】

旧国名:陸奥
新北上川西岸に沿う丘陵の南麓に位置する。北西より流入する古川を経て沢田山(1,197m)に達する。西側の丘陵にある長者森(65.4m)は,古代の桃生(ものう)城址に比定されている。地名の由来は日本武尊が東征の際,糧食欠乏し兵士が苦しんだ時に3人の老翁が唐臼で米をつき飯を炊いて奉ったことによると伝えられている(桃生郡誌)。北方山中に,延喜式内社桃生郡六座の1つと伝える飯野山神社がある。なお,鎌倉期文永7年6月13日の関東下知状(山内首藤家文書)に「陸奥国桃生郡内吉野村地頭職等事」と見える吉野村とは当地のことと推定される。
【飯野村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【飯野(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7016657 |




