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狼河原
【おいのかわら】


旧国名:陸奥

二股(ふたまた)川の西に位置する。村名の起こりは以下の伝説による。昔,囲碁の勝敗がもとで殺害された一関(いちのせき)の武士米川外記の幼い兄妹が当地で仇敵に遭遇,三峰権現の化身の白狼の助けで仇討を成就,この時以来,それまで河原村と称していた村名を狼河原に改めたという(米川村誌)。近世,岩手県東磐井郡大籠,本吉郡馬籠とともに製鉄をもって知られ,その鉱山関係者は切支丹信者を中心とし,およそ3万人に近い信者がこの地区に集まり,切支丹禁制後も隠れ切支丹としての信仰を伝えたとされている。さらに仙台藩の代表的切支丹武士後藤寿庵もこの方面に逃れたともいわれている。
狼河原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
狼河原(近代)】 明治22年~昭和31年の米川村の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7016885