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角田
【かくだ】


旧国名:陸奥

阿武隈(あぶくま)川下流域に位置する。伊具盆地の中央にあって,おのずから郡を統合する地勢である。地名の由来は明らかでなく,角田城門近くに四角に田が開けたからとしたり,阿武隈川と西方山地間に細長く田が開けたからとしたりするほか,角田を「すみた」と読んで隅田の意味に考えたりする(宮城県地名考)が定まっていない。四方を山に囲まれた所に開けた開拓村の意味で,角田(すみた)から角田(かくだ)になったと考えることもできる。角田の名は戦国期に成立し,村としても郡内で最も豊かな一村になっていた。戦国期の領主は伊達一族の田手氏。次いで伊達の一族で重臣の伊達成実が入り,慶長3年からは一門の筆頭石川大和昭光が入封,臥牛城(角田館)は270年間石川氏の居城となる。
角田郷(中世)】 戦国期に見える郷村名。
角田本郷(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
角田町(近代)】 明治22年~昭和33年の伊具郡の自治体名。
角田(近代)】 明治22年~現在の大字名。
角田市(近代)】 昭和33年~現在の自治体名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7017191