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十三浜
【じゅうさんはま】


旧国名:陸奥

南三陸の太平洋沿岸,北上川(旧追波(おつぱ)川)の河口に位置し,南端に北上川,北東端に神割崎がある。川沿いの一部を除きほとんどが山地。海岸は湾曲の小さなリアス式で山地が海に迫っている。地名の由来は,追波浜・吉浜・月浜・立神浜・長塩谷浜・白浜・小室浜・大室浜・小泊浜・相川浜・小指浜・大指浜・小滝浜の13浜があることにちなむ(安永風土記)。地内に縄文晩期の長塩谷貝塚のほか,平安初期とみられる月浜古墳群もあり,14基の積石円墳が確認されている。
十三浜(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
十三浜村(近代)】 明治22年~昭和30年の本吉郡の自治体名。
十三浜(近代)】 昭和30年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7017978