竹浦
【たけのうら】

旧国名:陸奥
女川(おながわ)湾の北岸の東北部に位置し,雄勝(おがつ)街道沿いの桐ケ崎・尾浦の中間にある浜。古い時代からの船着場である。慶長16年イスパニアの使節セバスチャン・ビスカイノが仙台領の東海岸を調査した際の記録「金銀島探険報告」11月22日条に,石浜とともに「ウラジ」という港を探検,これをサン・トーマスと名づけたという記事がある。「ウラジ」は「浦宿」であるが,この浦宿は,竹浦湾入口の右側一帯を土地の人々が浦宿と呼んでいる好漁場に当たるのでないかともされている(女川町誌)。地名の由来については確かな伝承はなく,この地が温暖で,往古より竹が植栽されていたので,竹浦の地名が生まれたとされている。竹浦散布地からは縄文土器・磨製石斧が出土している。
【竹浦(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【竹浦(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7018254 |




