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船岡
【ふなおか】


旧国名:陸奥

江戸期までは四保(しのほ)(晴宗公采地下賜録・伊達治家記録)または志能(しのふ)(片倉代々記)といったが,政宗代より船岡と改称した(安永風土記)。柴田郡の南方,標高136mの四保(しほ)山(館山)の麓に位置する。西南方は丘陵で北東に白石川が流れる。地名の由来は,四保山の山形が船に似ていたことによるといい,またこの丘を囲んでいくつかの大きな沼があってこれらの沼に船を出す場合,この丘の麓を唯一の船着場としたので,この地名が出たともいう(宮城県地名考)。往古の柴田郷といわれる(柴田郡誌)。四保山には鎌倉期から築城が見られ,戦略上の拠点であった。鎌倉期の正治2年9月14日芝田館に拠った芝田次郎が宮城四郎家業に攻め落されているが(吾妻鏡),この芝田館とは四保山上の館であったと推定されている。
船岡村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
船岡村(近代)】 明治22年~昭和16年の自治体名。
船岡町(近代)】 昭和16~31年の柴田郡の自治体名。
船岡(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7019052