角川日本地名大辞典 東北地方 宮城県 28 蕨【わらび】 旧国名:陸奥 阿武隈(あぶくま)川河口部西岸に位置する海抜1~2mの平坦地域。地名の由来としては,伝説に往古鎮守薬師堂を飛騨工が一日一夜にして建て,その夜藁火を焼いたことに起こるといい,のち蕨の字を当てるようになったと伝える(安永風土記)。【蕨村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【蕨(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7019569