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瀬田石
【せたいし】


旧国名:陸奥

大湯川と小坂川の合流点西方から北西方にかけて位置する。小坂川右岸河畔から250mに当たる。北西1.5kmに毛馬内(けまない)地方の名山茂谷山(361.8m)があり,中腹に月山神社が鎮座する。「奥々風土記」には「瀬田石村,世多伊志と云」とあり,村の入口に鎮座の八幡宮は8月15日の祭礼に月毛・芦毛・川原毛の3毛馬による流鏑馬が奉納された古社である。より古くは観光山八幡寺と称した。菅江真澄は文化4年5月末頃に秋田藩雪沢村から国境の小玉峠や日暮らし尾根越えの峠を越えて,母爺(茂谷)山をよぎり瀬田石村に出た。「蝦夷語で世多以世委ということであろうか,世多は犬,伊世以(委)は石だから,狗の伏せたような石でもあったのであろう」と地名を解している(錦木)。
瀬田石村(中世)】 戦国期に見える村名。
瀬田石村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
瀬田石(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7021579