生石
【おいし】

旧国名:出羽
大石とも書いた。庄内地方,庄内平野の東端,最上川の支流新井田川上流右岸,出羽丘陵の山麓に位置する。地内には,縄文時代の集落跡である生石3遺跡,奈良期の土塔・窯跡,平安期の窯跡である泉谷地窯跡群と集落跡である矢口遺跡があり,須恵器・木器・柱根などが出土している。朝日山には建武年間に池田秀盛によって築かれたと伝えられる朝日山城跡がある。池田氏ははじめ南朝方にくみしたが,のち武藤氏の幕下に属し,平田・荒瀬2郷の内3,000町を領していた。その後,天正18年の検地に反対して城地を奪われる(飽海郡誌)。元亨2年と建武4年・延元5年・興国5年・康永3年など南北朝期の年紀を有する板碑が20余基あり,生石板碑群として知られる。
【大石村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【生石(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7023949 |




