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小波渡
【こばと】


旧国名:出羽

小波戸とも書いた。庄内地方,八森山の北西,庄内浜に位置する。海岸に砂浜はあるが,海に注ぐ沢川がなく,田畑は極めて少なく,漁業を専業とする。村の起源については源義経の家臣で,陸奥国信夫郡(現福島県)の領主佐藤庄司基晴の孫信通が一族郎党18戸とともに当地に住みつき,漁業を始めたとする説がある(佐藤五郎右衛門家系譜)。地名の由来は,西に岩山があり通行ができないので,隣接の堅苔沢(かたのりざわ)への往来も海上を船で渡ったため「小波を渡る」といったことに由来するという。
小波渡村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
小波渡(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7025055