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成沢
【なりさわ】


旧国名:出羽

鳴沢とも書く。村山地方,滝(りゆう)山西麓に位置する。地内の鳴沢楯址は,もと泉出楯といい,永徳元年最上氏2代直家の六男兼義の築城で同3年鳴沢楯に移ったという(丸山茂:最上四十八館の研究)。鳴沢楯は,置賜(おきたま)の伊達氏に対する軍事的攻防陣営としての意味が大きく,戦国末期には氏家尾張守が居城したという。天正年間の城主は成沢道仲であるが,最上義光分限帳(山形市史史料編1)では寺内薩摩が高1,814石余で城主となっている。なお成沢義清は享禄3年2月15日には小白川の西光寺に太鼓を寄進しており(西光寺太鼓銘/県史15下),小白川一帯を支配したものと思われる。
成沢村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
成沢(近代)】 明治22年~昭和31年の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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