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藤沢
【ふじさわ】


旧国名:出羽

淵沢・梅カ沢ともいった。庄内地方,庄内平野南部,大山川の支川藤沢川をはさみ,出羽山地の支脈摩耶(まや)山塊の北端金峯(きんぼう)山の西麓に位置する。中世の村名は「ふちさわむら」また「うめがさわむら」と伝え「清原家衡・武衡の魂魄大蛇となり,隣辺淵沢邑に大池あり,彼の池に飛び入り郡中の国民を悩す」とあり(長福寺縁起),また「庄内七組ノ内梅カ沢右衛門ト云見ユ。是往昔ノ館主ナラン歟」とある(筆濃余理)。地名は,淵の名・楯主の名に由来するとみられる。永禄5年遊行29代体光上人(相模国藤沢遊行寺)がこの地に没し,埋葬してから藤沢村と改名したという(筆濃余理)。地内には縄文時代~奈良・平安期の集落跡があり,中世の修験の行場跡でもあったという藤沢岩屋遺跡がある。
藤沢村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
藤沢(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7027349