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杉田村
【すぎたむら】


(近代)明治22年~昭和29年の安達(あだち)郡の村名。中通り北部,阿武隈(あぶくま)川西岸低地,安達太良(あだたら)山東麓の丘陵地にまたがって位置し,安達太良山麓より発する杉田川が村内を東流し阿武隈川に注ぐ。北杉田・南杉田・舘野・箕輪の4か村が合併して成立。大字は旧村名を継承。村役場を大字北杉田に設置。村名は中世の杉田之村にちなむ。大字南杉田に小学校,大字箕輪に分教場を置く。明治40年代の主産物は米・麦・桑・柿など(安達郡誌)。明治22年の戸数399・人口2,649。世帯・人口は大正9年454・2,750,昭和22年602・3,867。昭和23年国鉄東北本線杉田駅開設。同30年1月1日,二本松町ほか4か村と合併して二本松町となる。各大字は同町の大字として存続。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7031753