上根本村
【かみねもとむら】

旧国名:常陸
(近世)江戸期の村名。常陸国那珂郡のうち。久慈川中流右岸に位置する。はじめ佐竹氏領,のち慶長14年からは水戸藩領。村高は,寛永12年「水戸領郷高帳」206石余,「元禄郷帳」201石余,「天保郷帳」216石余。「水府志料」によれば,八田組に属し,戸数23,村の規模は東西20町余・南北約6町10間,保内領と水戸城下との往還(南郷街道)道筋にあたる。天保13年鷹巣村の一部となる(新編常陸)。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7036555 |